アミタグループ2017年度決意表明
おかげさまでアミタグループは今年で創業40周年を迎える事ができました。これもひとえに、ステークホルダーの皆様からの共感とご支援の賜物です。ここに、新年のご挨拶と共にお礼を申し上げます。
2017年は、企業価値の向上と事業採算性を追求する1年といたします。
2016年度の振り返り
全社的な業態改革の取組みとして、経営陣の刷新や既存事業のスタイルシフトの断行など、既存体制の大転換を図った1年でした。昨年度の主要施策について簡単にご報告いたします。
2016年度決意表明
1.組織の機能強化
新規事業開拓の推進および次世代の経営者・役職者層を育成するため、グループ内子会社2社の代表取締役の変更を行いました。その結果、従業員アンケートでは「風通しがよくなった」「経営判断が早くなった」「経営の意図がより理解できた」といった声が多く聞かれ、一定の効果があがっています。
2.環境戦略デザイン事業の体系化
従来の個別商材販売から、企業の持続性向上をトータルで支援するパッケージサービス「The Sustainable Stage」の販売に一本化し、顧客開拓・深耕を推進中です。また、2016年度はリサイクル資源のユーザー開拓および新規リサイクル商品の開発が進み、収益に寄与しています。
3.海外事業の確実な進捗
2016年3月に台湾循環資源製造所を開所しました(登記上の開所は4月)。立上げ後は、設備の初期調整や従業員の実地トレーニング等を行っており、第4Qより・利益貢献を果たしています。また、マレーシア循環資源製造所(仮称・アミタ40%出資)については、2017年度中の開所に向けて現在工事が進んでいます。
4.地域デザイン事業の確立
2015年10月に開所した「南三陸BIO」では、7月に事業系一般廃棄物の許可を取得し、新たに365t/年の資源化が可能になりました。また、開所1年で1000名を超える見学者が国内外から訪れ、中でも宮城県加美町からは、南三陸での取り組みを高く評価いただき「加美町バイオマス産業都市構想策定支援業務」を受託しています。
2017年度の取り組み
1.収益改善に向けた組織体制の変更
事業会社の営業に関する複数部門の責任者に、現場経験が豊富で、かつプロジェクトマネジメント能力に優れた30代後半から40代前半の若いリーダーを起用しました。これにより、事業会社においては迅速かつイノベーティブな意思決定・事業遂行を実現し、収益性の高い事業プロセスを再確立します。
また、2017年1月1日付で、子会社の経営体制を変更しました。子会社の役員1名が退任し、ホールディングスの経営に専念することで、グループ全体の統括機能を強化します。
※役員変更の詳細はこちらをご覧ください。
2.営業スタイルの転換
昨年度に引き続き、企業・自治体の持続可能性向上をトータルで支援・提供する営業スタイルへの転換をすすめます。また、訪問を中心とした対面重視の形式から、インサイドセールス(非対面人的営業)との併用スタイルに舵を切ります。電話・e-メールでのタイムリーなコンタクトと訪問を効果的に組み合わせることで、顧客満足度の更なる向上と業務の効率化に努めます。
3.海外事業の積極推進
計画的な事業展開と収益向上の徹底を図ります。台湾循環資源製造所の安定・安全稼働による利益拡大とマレーシア循環資源製造所の2017年度中の開所を至上命題として、人員の強化およびホールディングスによるプロジェクト管理支援を行います。
4.地域デザイン事業の収益力向上
宮城県南三陸町での実績を元に、地域の持続性を高める統合支援サービス「BIOシステム」の確立と提供をすすめます。収益性の高い中・小型のバイオガス施設の開発、宮城県加美町における「バイオマス産業都市構想」の推進支援、パラオ共和国における事業展開に向けた調査・実証取組み等を行います。
アミタグループは、これからも新しい社会価値の創造に挑戦し続けます。2017年も、何卒ご支援を賜りますよう、グループ一同、心よりお願い申し上げます。
【広報に関するお問い合わせ】
アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:井口・前田
電話 : 075-277-0795(直通) / メール : press@amita-net.co.jp
ファックス : 075-255-4527 / URL : http://www.amita-hd.co.jp/
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