アミタ(株)は、東京都美術館による企画展展示作品のFSC®プロジェクト認証を審査しました。
アミタホールディングス(株)の事業会社であるアミタ(株)(以下、アミタ)は、東京都美術館(場所:東京都台東区上野公園8-36)で、7月18日(土)?10月4日(日)に開催される企画展「キュッパのびじゅつかん―みつめて、あつめて、しらべて、ならべて」(以下、本企画展)に展示される作品《bigdatana -たなはもののすみか》に対するFSCRプロジェクト認証審査を実施しました。(2015 SA-PRO-004771)
「FSCプロジェクト認証」の概要
FSCプロジェクト認証は、適切な管理がされた森林を認証する制度「FSC森林認証」の一部で、FSC(Forest Stewardship CouncilR:森林管理協議会)が定める規格に適合している「建造物」や「製造物」などを認証するしくみです。森林減少・劣化の問題の解決に寄与するしくみとして、世界的に広がっており、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックの競技場および選手村でも、FSCプロジェクト認証が取得されています。また、2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックでも意欲的な環境配慮の目標が設定されているため、今後建設される関連建造物への適応が期待されています。(写真は、FSC製品につけられたロゴマーク)
今回認証を受けた作品について
本企画展に展示される作品《bigdatana -たなはもののすみか》が認証を取得しました。本作品は幅12m、高さ8mの収納棚です。FSC森林認証を受けた国産ヒノキ材で作られていること、加工および設置工程で他の木材が混入していないことが審査で確認され、プロジェクト認証の規格に適合していると認められました。今後は、認証取得プロジェクトとしてFSCトレードマークの使用が認められるなど積極的なPRが可能となります。
日比野克彦《bigdatana -たなはもののすみか
イメージスケッチ2015
FSCRプロジェクト認証取得の経緯
今回認証取得した展示作品の作者・日比野克彦氏が国産材ヒノキを用いての制作を希望したこと、その国産材ヒノキをFSC認証材で調達できたことなどが重なり、その想いや意義を発信するためにプロジェクト認証を取得する経緯となりました。
関連情報
アミタグループの提供サービス
アミタグループは1977年の創立以来「持続可能社会の実現」をミッションに事業を行っており、現在環境戦略デザイン事業と地域デザイン事業の2つの事業を行っています。1999年に日本で初のFSCR森林認証審査会社として環境認証審査サービスを開始し、2006年にはMSC COC認証審査サービスを開始しました。そして、2010年にMSC COC認証機関として、2012年にはASC COC認証機関としてそれぞれアジアで初めて認定されました。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】
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