【メディア公開!】 アミタ (株)、2018年8月23日(木)に熊本県山都町蘇陽南小学校で小型メタン発酵装置の製作体験を含む「資源循環教育プログラム」に講師として参加。

アミタ(株)は、7月19日(木)、8月23日(木)に「山都の未来へつなぐ実行委員会」が主催する、熊本県山都町蘇陽南小学校で小型メタン発酵装置の制作を含む体験型の授業を支援します。本授業では、小学生が、微生物の力で生ごみがバイオガスと液体肥料になるということを知り、地域の資源として活用できることを実体験を通して学びます。8月23日(木)の授業をメディア公開します。ぜひご取材ください。

企画趣旨

large-2ddc5b47c6ef08b9a2fb8f2ed780922d.jpg熊本県山都町は、豊かな自然や独自の伝統文化が脈々と受け継がれている一方、過疎高齢化が進み、地域の資源や特性を活かした"持続可能な地域づくり"が求められています。本取り組みは、山都町で地域課題の解決等の活動を行う「山都の未来へつなぐ実行委員会」が同町の「山の都のまちづくり支援事業」として申請し、採択されたものです。未来を担う子供たちが、地域資源が循環する様子を学ぶことで、同町の持続可能な地域づくりの形成の機運を高めることを目的としています。
アミタは、これまで大分県国東市や宮城県南三陸町などの小中学校で、バイオガス(メタン発酵)を軸とした資源循環に関する授業を実施してきました。この取組が評価され、この度「山都の未来へつなぐ実行委員会」より当授業の講師として招へいされました。アミタグループでは、地域住民や諸団体、自治体との連携を深めながら、同町における持続可能な地域づくりを支援し、本プログラムに参加します。
(写真は、2017年、国東市で行われた循環教育プログラムで小学生が生成したバイオガスを燃やしている様子)

本授業概要

実施概要 授業は全2回。子供たちに自分達が排出する生ごみが自然の力によって
エネルギーと液肥に変わり、地域の資源として循環利用できるということを
理解してもらう。

・第1回
小型メタン発酵装置を制作。家庭から持ち寄った生ごみを投入し、発酵させる。
液体肥料を使った野菜の土づくり。
・第2回
生ごみ発酵で得られたバイオガスでお湯を沸かしお茶を飲む等、エネルギーの利用体験。
液体肥料を使用した土で成長した野菜を観察。
公開日時 2018年8月23日(木)9:50-11:50 ※第2回のみを公開します。
場所 山都町立蘇陽南小学校 体育館 熊本県上益城郡山都町馬見原165番地
対象者/人数 小学4・5・6年生 約40名
主催/講師 主催:山都の未来へつなぐ実行委員会 講師:アミタ (株) より2名派遣予定
後援 山都町 山都町教育委員会
協力 馬見原自治振興区子ども部会 山口医院(山口省之 山口房子) 水本誠一 
福岡県大木町 山都町役場職員組合有志一同 蘇陽地域共済推進委員会 
まこと薬局 蘇陽調剤薬局

取材受付窓口

アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム 担当:大重・井口
TEL:075-277-0795 FAX:075-255-4527  E-mail:press@amita-net.co.jp

※現地ご取材いただける方は8月22日(水)17:00までに御連絡ください。
※当日の移動手段(自動車)は原則各自でご手配ください。


参考資料

熊本県山都町

熊本県東部にあり、面積は、熊本県内市町村で3番目の広さを誇ります。
約40年の有機農業の歴史があり、平成29年11月には県内初の「くまもとグリーン農業推進宣言」を発しました。2018年4月末時点の人口は約14,000人です。

山都の未来へつなぐ実行委員会

山都町在住の、20代~60代の異業種多世代にわたる会員から構成された団体です。主な活動内容は、地域資源を活かした、地域課題の解決や、環境問題についての意識啓発に関する活動など、町内外の団体と共働・連携した循環型社会の形成や持続可能な地域づくりの推進を行っています。

アミタが宮城県南三陸町で実施しているバイオガス事業の概要

large-cd6f8c130ae84802f6cf525ac9537323.jpgアミタは、2014年7月に宮城県南三陸町と取り交わした「バイオガス事業実施計画書」の実施協定に基づき、2015年10月に資源・エネルギーの地域内循環を担う拠点としてバイオガス施設「南三陸BIO」を開所、官民連携(PPP)スキームでのバイオガス事業を本格的に開始しました。
南三陸BIOは南三陸町の住宅や店舗から排出される生ごみやし尿汚泥など、有機系廃棄物を発酵処理し、バイオガスと液肥を生成します。バイオガスは、発電に用いるなど施設内で利用し、液肥は肥料として農地に散布します。この事業により、これまで廃棄物として処理されていた地域生ごみの資源循環が大幅に促進されています。2017年の液肥生産量は1,600tです。
(図はアミタのバイオガス事業概要図)

関連情報

アミタグループについて

アミタグループは1977年の創立以来「持続可能社会の実現」をミッションに、環境戦略デザイン事業と地域デザイン事業を行っています。環境戦略デザイン事業では1,000社を超える企業にコンプライアンス対策、社員教育、IT化などの環境業務効率化支援、環境認証審査を実施。地域デザイン事業では宮城県南三陸町、加美町、パラオなどの地域で、包括的資源循環システムの構築による自立的な地域作りを支援しています。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

※広報・取材に関するお問い合わせは以下へお願いいたします

アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:大重、井口
 TEL(直通):075-277-0795  FAX:075-255-4527
 E-mail:press@amita-net.co.jp  URL:http://www.amita-hd.co.jp