アミタ（株）の技術を活用したリサイクル施設 「アミタ地上資源製造パートナーズ　富士運輸（株）再生資源工場」が、2015年初夏に稼働予定。新潟市を中心に信越・南東北エリアでのリサイクル市場に進出します。

アミタホールディングス株式会社（本社：京都市中京区　代表取締役会長兼社長:熊野 英介）の事業会社であるアミタ株式会社（以下、アミタ）は、富士運輸株式会社（本社：新潟市中央区　代表取締役社長：田中 榮一　以下、富士運輸）とコンサルティング契約を締結。2015年初夏を目途に、アミタの技術を活用したリサイクル施設「アミタ地上資源製造パートナーズ　富士運輸（株）再生資源工場」を新潟市にて開所し、信越及び南東北エリアにおけるリサイクル市場開拓を本格化させます。

アミタと富士運輸との契約概要

このたび、リサイクル業界で35年以上の実績を持つアミタと、新潟を中心に物流事業を手掛ける富士運輸が連携し「アミタ地上資源製造パートナーズ 富士運輸（株）再生資源工場」を設立（2015年初夏稼働予定）することとなりました。本工場は、富士運輸（株）にとって初めてのリサイクル工場であり、アミタはリサイクル技術の提供・営業活動支援等を実施します。

富士運輸とのコンサルティング契約締結の狙い

アミタは、富士運輸と連携し、新潟を中心とする信越及び南東北エリアに事業進出し、日本海側地域におけるリサイクルネットワークを充実させます。新潟エリアは、化学工業や電子部品、金属製品産業が盛んな地域であり、多量排出事業者の産業廃棄物の発生量は新潟・山形・福島の３県合計で1,222万t/年と、発生量全国6位の愛知県と同程度（平成23年度事業産業廃棄物行政組織等調査報告書 平成22年度実績）です。アミタ及び富士運輸はこれらの地域性に加え、2014年度に独自に実施した市場調査結果を踏まえ、当地域には高品質の廃棄物リサイクルに関する市場があると判断しました。

アミタ地上資源製造パートナーズとは

「アミタ地上資源製造パートナーズ」とは、アミタがリサイクル技術を提供している協業企業のネットワークです。協業企業が運営するリサイクル工場では、アミタが運営する全国5カ所の「循環資源製造所」と同様に、アミタ独自の技術を用いた100％リサイクルサービスを提供します。
※地上資源製造パートナーズの立上げに関するリリースはこちら
※「100%リサイクル」についての詳細は下記（アミタwebサイト）をご参照ください
https://www.amita-net.co.jp/strategy/recycle/

アミタ地上資源製造パートナーズ　富士運輸（株）再生資源工場の概要

富士運輸（株）再生資源工場では、施設運営およびリサイクル業務を富士運輸が担当し、信越～南東北エリアでの顧客にリサイクルサービスを提供します。アミタは富士運輸とコンサルティング契約を結び、営業活動支援、リサイクル技術の提供と技術指導、受入れ条件確認及び技術監督などを行います。

アミタの提供サービス

アミタは、35年以上にわたり産業廃棄物の100％リサイクルサービスを提供しており、自社製造所におけるリサイクル資源生産量は、2014年度実績で約14万t、全国300事業所以上のリサイクル事業者とのネットワークを活かした取扱量（リサイクル支援量）は約60万tに上ります。また、これらリサイクルビジネスの経験を活用した廃棄物管理に関するリスク診断、社員研修等のコンサルティングサービスや環境戦略支援等を実施しており、2014年度からは企業の環境業務を請け負うアウトソーシングサービスも提供しています。

【アミタホールディングス（株）：資本金474,920,000円（東証JASDAQ市場上場：2195）】

【お問い合わせ】
　アミタホールディングス株式会社　経営戦略グループ　共感資本チーム　担当：前田・藤本
　電話：075-277-0795（直通）/　メール：press@amita-net.co.jp
　ファックス：075-255-4527　/　URL：http://www.amita-hd.co.jp/