アミタ(株)が認証審査を実施した、宮城県南三陸町内のFSC®認証取得者(FM認証・COC認証)への認証伝達式が開催されました。同一地域内の木材生産・加工事業者が認証を取得されることで、南三陸産木材のブランド力がますます高まります。

アミタ株式会社(代表取締役:熊野英介 本社:東京都千代田区 以下、アミタ)がFSC®認証の審査を実施し、いずれも2015年10月に認証を取得した「南三陸森林管理協議会」及び「丸平木材株式会社」(いずれも宮城県南三陸町)への認証伝達式が、佐藤仁南三陸町長・太田猛彦FSCジャパン議長ご列席のもと、2015年11月2日(火)に南三陸町役場にて開催されました。(FSC®N001887)

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今回のFM認証取得は、宮城県初の認証取得事例となるだけでなく、同一地域内においてFM認証およびCOC認証を取得することで、生産から加工に至るまで連携して製品展開が可能となることにより、高いブランド力を発揮することが期待されています。
また、この取り組みは東日本大震災で大きな被害を受けた南三陸町の「創造的復興」への大きな一歩となり、環境と持続可能性に配慮した先進的な自治体を目指す『南三陸町バイオマス産業都市構想』の推進に寄与するものとして、町の内外より今後の展開に注目が集まっています。

FSC®認証伝達式の概要

■開催日:2015年11月2日(火)
■会 場:南三陸町役場
■主なプログラム:
(第1部)FSC®認証伝達式 (第2部)FSC®認証林案内
■主催:南三陸森林管理協議会

FSC®認証取得者の概要

○南三陸森林管理協議会(FSC® FM認証)
 ・南三陸町(814ha) ・株式会社佐久(266ha)
 ・大長林業(170ha) ・慶應義塾大学(64ha)
 ※合計1314ha
○丸平木材株式会社(FSC® COC認証)

FSC®森林認証(FM認証・COC認証)とは

FSC(Forest Stewardship Council®: 森林管理協議会)森林認証は、持続的な資源活用を目的に、責任ある森林管理を認証する国際的な環境認証制度です。責任ある森林管理を認証するFM(Forest Management)認証と、認証された森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証するCOC(Chain of Custody)認証があります。
2015年10月現在、日本では392,920haの森林がFM認証を取得しており、COC認証取得者数は1,058件です。アミタは、1999年に日本で初のFSC®森林認証審査会社としてサービスを開始した環境認証事業のパイオニアです。
※アミタは、認証機関であるソイル・アソシエーション ウッドマークおよびSCSグローバルサービスと提携して森林認証審査サービスを実施しています。https://www.amita-net.co.jp/certification/

南三陸町におけるFSC®認証取得後の動き

■南三陸町庁舎へのFSC®製品の活用
■慶應義塾関連施設へのFSC®製品の利用
■知名度アップによる地域森林・林業・木材産業の活性化
■公共施設、国際的イベント関連施設への木材提供

関連情報

南三陸森林管理協議会が管理する森林のFSC®森林認証審査を実施。
アミタの環境認証審査サービス 
森林認証のよくあるご質問(FSC®/PEFC)

アミタグループの提供サービス

アミタグループは1977年の創業以来「持続可能社会の実現」をミッションに事業を行っており、現在環境戦略デザイン事業と地域デザイン事業の2つの事業を行っています。1999年に日本で初のFSC®森林認証審査会社として環境認証審査サービスを開始し、2006年にはMSC COC認証審査サービスを開始しました。そして、2010年にMSC COC認証機関として、2012年にはASC COC認証機関としてそれぞれアジアで初めて認定されました。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

【お問い合わせ】
 アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:前田・藤本
 電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
 ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/