アミタグループ2015年度決意表明
私たちアミタグループは、持続可能社会の実現を目指す「未来デザイン企業」として、自然資本と人間関係資本の増加に資する事業に取り組んでいます。 2015年は、昨年策定した3ヵ年計画の2年目の年にあたります。地固めを終え、芽吹き始めた新しい事業の芽を次々と成長軌道に乗せていく年にいたします。
業績回復と更なる躍進をめざし、業態改革を主軸に昨年度スタートしたアミタグループの3ヵ年計画。1年目にあたる2014年は、地固めを徹底すべく、リサイクル製品のユーザー企業の新規開拓、宮城県南三陸町でのバイオガス事業、台湾における新工場建設等、国内外の開発投資案件を積極的に推進し、着実な足場を築く事ができました。本年度は、この業態改革をさらに推進し、業績回復を実現する重要な1年となります。その取り組みの一環として、1月より、これまでの3つの事業ドメイン(地上資源、情報資源、地域資源)を以下の2つに再編成し、個別サービス間の連携を深め、顧客に提供する環境価値の向上を目指します。
○環境戦略デザイン事業・・・企業活動に伴う環境リスク・コスト・負荷の低減や、企業やサービスの環境価値向上提案等、産業の発展と価値創出のしくみを提案する、企業向けサービス。
○地域デザイン事業・・・社会技術を用いた包括的な地域環境システムを構築し、地域の未利用資源を活用したコンパクトな自立型の地域づくりを支援する、自治体・地域向けサービス。
2015年度は、この新しい2つの事業ドメインのもと、主に次の5つの施策を実行します。
- 「廃棄物管理ベストウェイ」サービス提供企業の拡大
2014年に販売を開始した、廃棄物管理業務のアウトソーシングサービス「廃棄物管理ベストウェイ」の販売をさらに促進しつつ、サービス品質の向上を図ります。 - 新たな地上資源(リサイクル製品)の開発・製造
アミタ独自の技術とノウハウを活かし、主に非鉄金属メーカーや鉄鋼メーカーに向けたリサイクル製品(代替原燃料)の開発・提供を行います。 - 台湾でのリサイクル工場稼働開始と、海外進出の本格化
アミタ初の海外リサイクル拠点として、2015年7月(予定)に台湾循環資源製造所を開所予定です。また、マレーシアにおけるリサイクル事業検討を加速するなど、海外戦略に力を入れます。 - リサイクルネットワークの拡大(信越~南東北エリアへの進出)
アミタのリサイクル技術を用いたパートナー企業工場への支援を通じ、信越~南東北エリアの市場開拓を行う予定です。 - 南三陸、パラオ等での地域内資源循環モデルの構築推進
宮城県南三陸町でのバイオガス施設の稼働開始(2015年9月予定)や、パラオやベトナム(カットバ島)等、国内外における地域内資源循環モデル構築事業の受注獲得を目指します。
アミタグループは、地下資源に代わる地上の資源を創造し、産業と地域の未利用資源を活用した循環型社会システムの構築を通じて、新しい社会価値の創造に挑戦し続けます。
【お問い合わせ】
アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:藤本・前田
電話:075-277-0795(直通) / メール: press@amita-net.co.jp
ファックス: 075-255-4527 / URL: http://www.amita-hd.co.jp/
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