アミタ(株)、宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー大賞 再生可能エネルギー等導入促進部門の優秀賞を受賞
アミタ株式会社(以下アミタ)が宮城県本吉郡南三陸町で運営するバイオガス施設「南三陸BIO」(2015年10月稼働開始)を中心とした包括的資源循環の取り組みが、平成27年度宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー大賞 再生可能エネルギー等導入促進部門の優秀賞を受賞し、1月31日に開催された「なっ得!発見!みやぎ環境フォーラム」(場所:せんだいメディアテーク)において、表彰されました。
宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー大賞
平成16年度(2004年)より実施されていて今年で10回目となる取り組みです。
選定対象 | 宮城県内の法人または個人の取り組み |
表彰対象 | 再生可能エネルギー等の導入および省エネルギーの促進に関してすぐれた活動 |
再生可能エネルギー等導入促進部門 | 再生可能エネルギーの先進的な導入や普及啓発の促進を目的として、導入促進や啓発効果がある取り組みや地域活性化につながる取り組みなどを表彰する部門 |
主催 | 宮城県 |
※宮城県による本大賞の説明:http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/saisei/taisyou.html
受賞理由
今回アミタの取り組みは以下の点で優れたものとして評価され、「優秀賞」として表彰されました。
- 今までは捨てられていた南三陸町の生ごみやし尿等処理汚泥をバイオガス化し、資源(電力・熱・液肥)を生成していること
- 南三陸町のバイオマス産業都市構想の拠点として官民連携で実施していること
- 町職員中心の分別説明会などにより多くの町民の協力が得られていること
南三陸のバイオガス事業モデル
南三陸BIOは「南三陸町バイオマス産業都市構想」を具体化する拠点の1つとして、官民連携(PPP)スキームで構想・事業化され、2015年10月に稼働開始したバイオガス施設です。(関連リリース)
本取り組みの特徴の一つは、町民協力のもと行われる生ごみの分別です。2012年~2013年におこなわれた実証実験や、町職員が中心となった町内への生ごみ分別説明会、広報誌などでの啓発活動により、多くの町民は本取り組みに協力的であり、生ごみへの異物混入率は概ね1%という高い精度を示しています。また、水稲、ネギ、牧草等を中心に、液肥利用を希望する農家も増えてきています。(図はクリックすると拡大します。)
今後は家庭系生ごみに加えて、同町内の店舗などから発生する事業系生ごみの分別収集や、本格的な液体肥料の散布をおこない、同町における資源・エネルギー・食などの包括的な資源循環のさらなる広がりに寄与していきます。
関連情報
アミタグループの南三陸町における取り組み
宮城県南三陸町との間で「バイオガス事業の実施協定書」の調印式を、2014年7月1日に実施
宮城県南三陸町にてバイオガス施設「南三陸BIO」開所
アミタグループの提供サービス
アミタグループは、持続可能な社会の実現をミッションとして、1977年に創立。産業廃棄物の100%リサイクルサービスをはじめ、環境実務におけるコンプライアンス対策、リスク低減、社員教育といった各種コンサルティングサービスの他、環境BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービス等を提供し、企業の環境戦略支援を展開しています。主催するCSR・環境関連セミナーの参加者数は延べ9,000名を越え、好評をいただいております。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】
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