アミタ(株)、国内5カ所の循環資源製造所で 環境マネジメントシステムの国際規格改訂「ISO14001:2015年版」に移行
アミタホールディングス(株)の事業会社であるアミタ(株)(以下、アミタ)は、2017年5月17日(水)、茨城、川崎、姫路、京丹後、北九州の国内5カ所の循環資源製造所で環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001:2015年版」の認証へ移行しました。
アミタのISO14001認証取得の経緯
茨城循環資源製造所(当時:日化スミエイト(株) )は、1996年12月に中間処理業としては日本で初めて認証取得をしており、その後、認証取得拠点の拡大を進め、2011年には2010年に新規に立ち上がった2つの製造所も含めた、全国5つの循環資源製造所を中心とする生産部門でのISO14001認証を取得しています。
ISO14001:2015年版認証取得の狙い
アミタグループは2017年度、現場に精通した若手幹部への刷新を行い、より現場と経営の距離を縮めて経営を行っています。この度、ISO14001:2015年版を取得することで、規格が求めるトップマネジメントの深いコミットをしくみとして導入し、より的確・迅速な経営判断とPDCAに活用できると考え認証取得しました。
また、環境マネジメントシステムの有効性に対する自らの貢献について認識を持つことで、環境・安全・品質などの面で業務品質向上効果を狙っています。また、ISO14001の環境目標と、事業の成果目標を同一とすることで、目標達成へのモチベーション向上も計画しています。
この度の審査では、社長と製造所員の会議、個別面談を定期的に実施していることなどから、リーダーシップの項目に高評価をいただきました。その他、省エネノウハウの他拠点展開を進めており、環境パフォーマンスでも高評価をいただきました。
ISO14001:2015年版 の概要
ISO14001は1992年の地球サミットをきっかけに、国際標準化機構(ISO)によって定められた「環境マネジメントに関する国際規格」です。2015年版改訂のポイントは組織の事業プロセスに環境マネジメントシステムを組み入れさせること、他のマネジメントシステム規格と共通化して効率的・効果的に運用できるようにすることを目的としています。
認証の概要
認証取得日 | 2017年5月17日 |
適用規格 | ISO 14001:2015・JIS Q 14001:2015 |
登録の範囲 | 各産業からの副産物の再資源化、循環資源の製造、開発 |
登録番号 | EC09J0007 |
認証機関 | 株式会社日本環境認証機構 |
アミタの100%リサイクル支援
アミタは、40年にわたり産業廃棄物の100%リサイクル支援を企業に提供しており、自社製造所とパートナーズ工場の合計リサイクル資源生産量は2016年度実績で約16万tです。また、これらリサイクルビジネスの経験を活用した廃棄物管理に関するリスク診断、社員研修等のコンサルティングサービスや環境戦略支援等を実施しており、2014年度からは企業の環境業務を請け負うアウトソーシングサービスも提供しています。
詳細:https://www.amita-net.co.jp/strategy/recycle/
関連情報
アミタグループの事業
アミタグループは1977年の創立以来「持続可能社会の実現」をミッションに、環境戦略デザイン事業と地域デザイン事業を行っています。環境戦略デザイン事業では1,000社を超える企業にコンプライアンス対策、社員教育、IT化などの環境業務効率化支援、環境認証審査を実施。地域デザイン事業では宮城県南三陸町・加美町、パラオ共和国などの地域で、包括的資源循環システムの構築による自立的な地域作りを支援しています。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】
【広報・取材に関するお問合せは以下へお願いいたします。】
アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:蝦名・前田
電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/
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