持続可能な海藻生産者を認証する国際規準が、MSCとASCの協働で策定され、2018年3月1日より運用を開始。アミタの水産認証審査メニューにも「海藻(藻類)」が追加されます。

持続可能な水産資源の認証を行う国際認証組織である「海洋管理協議会(MSC)」と「水産養殖管理協議会(ASC)」は、新たに海藻(藻類)についての認証規格を共同で策定し、2018年3月1日より運用を開始します。アミタホールディングス株式会社の事業会社であるアミタ株式会社(以下、アミタ)の認証審査部門においても、既に海藻(藻類)についての審査トレーニングが終了しており、審査のお申し込みをいただき次第対応が可能です。

「海藻(藻類)」の国際基準追加について

kaisou.jpg水産物の認証制度は、天然漁業を扱うMSC(Marine Stewardship Council: 海洋管理協議会)と養殖漁業を扱うASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)があり、それぞれ別々で運用されていますが、「海藻(藻類)」の認証基準については相互協力のもとで策定されたため、天然・養殖問わず同一基準での認証審査となります。規格はすでに2017年11月に完成しており、審査開始日は2018年3月1日からです。
日本国内で対象となる主な海藻として、コンブ・ワカメ・ノリ・ヒジキ・モズク・テングサなどがあります。また海藻以外の淡水藻や微細藻類なども含む、藻類全般が対象となります。

アミタの水産認証審査サービス

3701.jpgアミタが提供する水産認証は、MSCとASCの2種類です。どちらも適切に管理された水産物を認証する制度で、MSCには、漁業の持続可能性を審査する「MSC漁業認証」と、認証された水産物の適切な加工、流通を認証する「CoC認証」があります。ASCにも、養殖業の環境面、社会面の適切性を審査する「ASC養殖場認証」と、同様の「CoC認証」があります。
この中で、アミタは「ASC養殖場認証」審査、またMSC・ASCの「CoC認証」審査を行っています。(現在アミタではMSC漁業認証審査は行っていませんが、「海藻(藻類)」についてはMSC/ASC共同規格のため天然の海藻(藻類)も審査が可能となります。)※MSC/ASC認証についてはこちら

アミタグループについて

アミタグループは1977年の創業以来「持続可能社会の実現」をミッションに事業を行っており、現在環境戦略デザイン事業と地域デザイン事業の2つの事業を行っています。1999年に日本で初のFSC®森林認証審査会社として環境認証審査サービスを開始し、2006年にはMSC CoC認証審査サービスを開始しました。そして、2010年にMSC CoC認証機関として、2012年にはASC CoC認証機関、2016年にはASC養殖場認証機関としてそれぞれアジアに本社を置く企業として初めて認定されました。(FSC® N001887) 【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

【広報・取材に関するお問合せは以下へお願いいたします。】
 アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:前田・藤本
 電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
 ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/

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