12/1、奈良県生駒市の萩の台住宅地自治会により「ごみ出し」を切り口としたコミュニティ拠点が再開！アミタ(株)はサービス開発に向け、本取り組みに参画します。

アミタ株式会社（以下、アミタ（株））は2019年12月末から約2カ月間、奈良県生駒市（以下、同市）の事業｢日常の『ごみ出し』を活用した地域コミュニティ向上モデル事業」を受託し、「ごみ出し」を切り口としたコミュニティ拠点（通称「こみすて」）に関する実証実験を行いました。
本実証実験の成果を受け、2020年12月1日（火）、上記拠点が同市萩の台住宅地自治会の運営により、常設化を前提に再開します。
（写真は、昨年度アミタ（株）実証実験時の「こみすて」の様子）

同市では本年、地域・社会課題の解決に向けた活動を通じて、市民が日常的に集う場の創出を目指す「100の複合型コミュニティ事業」を開始しています。「複合型コミュニティ」の取り組みを市内自治会に対して募集し、萩の台住宅地自治会の「こみすて」に関する申請が採択されました。
これにより、アミタ（株）が提案する持続可能なまちづくり拠点が、継続を前提に住民主体で運営されることになります。
アミタ（株）は、地域の4大課題（人口減少、高齢化率上昇、雇用縮小、社会保障費増大）の解決に資する「こみすて」モデルの確立に向けて、本取り組みに参画します。

今回開設される拠点概要

アミタ（株）の取り組み概要

（アミタが提案する持続可能なまちづくり拠点の例）

アミタ(株)では、人口減少、高齢化率上昇、雇用縮小、社会保障費増大、人間関係の希薄化等の課題が顕在化する地域において、行政・住民の方々と共に持続可能なまちづくりに取り組んでいます。その第一歩として、家庭ごみの分別・回収拠点の設置・運営を通した地域課題の統合的な解決をご提案しています（詳細はこちら）。

• 今回の参画の目的

  持続可能なまちづくりを実現するソリューション（サービス）の開発促進

• 今回の開発内容

  自治体の行財政費（廃棄物処理費・社会福祉費等）削減、住民の福祉・健康増進、QOL（生活の質）向上等に資するサービス開発に向け、以下を検討・実証します。
  1.ICT等により本拠点に集う資源・エネルギー・人などの情報を可視化し、それらを活用して、
  　新たな資源循環や産業・エネルギー・コミュニティを生み出す仕組みづくり

  　※NECソリューションイノベータ(株)と連携実施

  2.複数企業・事業者との連携を通じ、地域のサーキュラーエコノミーを推進し、新たな販路を拡大する
  　プラットフォームとしての機能開発

参考リリース

2020.6.30 　アミタ(株)、いこま市民パワー(株)と連携協定を締結。資源循環を核とした地域コミュニティ向上に資する取り組みを推進します。
2020.06.29　奈良県生駒市のモデル事業終了。持続可能なまちづくりに向けて一定の有効性が検証されました。
2019.12.16　アミタ(株)、NECソリューションイノベータ(株)、奈良県生駒市で実証実験を共同開始
2019.12.16　アミタ(株)、奈良県生駒市の｢日常の『ごみ出し』を活用した地域コミュニティ向上モデル事業」受託

アミタグループの地域デザイン事業について

アミタグループは、人口減少や高齢化が進む一方、公共サービスの需要が増えていく地域に対して、域内の廃棄物や未利用資源等の循環利用・価値増幅を中軸とした、住民主体の持続可能なまちづくりに取り組んでまいりました。
2018年以降、上記の中核サービスとして開発に取り組んできたまちづくり拠点の機能強化と実装を通じて、自然と人との関係性豊かな地域社会の実現を目指します。
（図は、アミタが目指す地域コミュニティのイメージ）

アミタグループについて

1977年に創立。「持続可能な社会の実現」をミッションに掲げ、自治体・企業向けのサービスを提供しています。自治体には、全国60カ所以上における地域支援を実施してきた経験・ノウハウを活かし、地域の持続性向上を支援する統合サービス「BIOシステム」を提供。企業に対しては、持続可能な企業経営に向けたビジョン策定・戦略立案・実行までをトータルで支援する統合サービス「The Sustainable Stage（サステナブルステージ）」を提供しています。
【アミタホールディングス（株）：資本金474,920,000円（東証JASDAQ市場上場：2195）】

本件に関するお問い合わせ先

アミタホールディングス株式会社
カンパニーデザイングループ　共感資本チーム　担当：山田・西島
電話：075-277-0795（直通）　/ ファックス：075-255-4527
メール：press@amita-net.co.jp