TNFDとFSC®の「親和性」を認める報告書をWWFジャパンが発表 -アミタ(株)が自然資本調査分析の一部を支援 -
2023年9月18日(日本時間19日)のTNFD※公開に向け、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(以下 WWFジャパン)がTNFDとFSC®の「親和性」についての検証結果をまとめた報告書を発表しました。
『TNFD開示が推奨する企業と自然の依存と影響-南三陸のFSC®認証林におけるLEAP検証を事例に-』と題された本報告書では、アミタ(株)が自然資本調査分析の一部について支援を行いました。
※TNFD...自然関連財務情報開示タスクフォース。金融機関や企業に対し、自然資本および生物多様性の観点からの事業機会とリスクの情報開示を求める、国際的なイニシアチブ。
報告書概要
本報告書では、南三陸町のFSC®認証林を事例に、TNFDが推奨する自然情報の分析手法であるLEAPアプローチが実施され、その結果、FSC®認証にはTNFDのLEAPプロセスに必要な依存・インパクト(影響)・リスク・機会の元になる情報が概ね含まれており、特に自然関連のリスクには一定の配慮があることが確認されました。これにより、LEAPとFSC®の審査項目には高い整合性があることが明らかになりました。
TCFD※の流れと同様に、TNFDは今後、ステークホルダーや投資家とのコミュニケーションの共通言語となることが予想されます。
是非ご一読いただき、ご活用ください。
※TCFD...気候関連財務情報開示タスクフォース。各企業の気候変動への取り組みを具体的に開示することを推奨する、国際的な組織。
WWFジャパン
『TNFDが推奨する開示 企業と自然の依存と影響-南三陸のFSC®認証林におけるLEAP検証を事例に-』(外部リンク)
関連サイト
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■ネイチャーポジティブ戦略/生物多様性戦略|課題解決・実務支援
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