サーキュラーエコノミーに向けたアミタ(株)の取り組みがスペインで開催された国際包装展示会で表彰されました!
スペインの国際包装展示会「Hispack 2024」において、サーキュラーエコノミーの実現に向けたアミタ株式会社(以下、アミタ)の資源循環モデルの取り組みが、業界に革新をもたらす国際的なトッププロジェクトとして表彰されました。
Best in Class受賞の様子 | 取り組みに関するプレゼンの様子 |
Hispack 2024について
Hispackは、3年に1度スペインのバルセロナで開催される、国際的な包装業界の展示会です。19回目の開催となるHispack 2024(5月4日~7日)では、800以上の企業と1,250以上のブランドがブースを出展しました。期間中は、延べ26,000人以上が来場し、包装分野の最新技術や包装の削減・循環モデルに向けたソリューション、関連する法改正の要件に関するトレンド等が紹介されました。
アミタの受賞について
Hispack 2024では、包装業界に革新をもたらす国際的なトッププロジェクトを表彰する「Best in Class」が設けられ、アミタがJ-CEP(ジャパン・サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ)※1で取り組んだ、DPP(デジタル・プロダクト・パスポート)※2に関するプロジェクトが表彰されました。
本プロジェクトは、J-CEPの一員であるアミタと丸紅株式会社、オランダのサーキュライズ社、神戸市が共同で、同市に設置した資源回収ステーションで住民から分別・回収したペットボトルキャップを利用し、DPPの国内導入に向けたシミュレーションを実施したものです。回収された使用済の資源(ペットボトルキャップ)が、爪切りやプチプチ®といったプラスチック製品に再生されるまでの製品ライフサイクルを追跡し、資源に付随するサステナビリティ情報を可視化することに取り組みました(詳細はこちら)。
「Best in Class」の受賞理由には、①コミュニティ起点での資源回収、②1社単独ではなく、様々なパートナーとの連携による取り組み、③ヨーロッパの技術(サーキュライズ社)の活用、という3点が挙げられました。
サーキュラーエコノミーの実現は1社、1自治体では成しえません。アミタは今後も、国内外の外部パートナーとの関係性・共同を軸に、ワールドワイドな視座でサーキュラーエコノミーの実現、ひいては持続可能な循環型の「エコシステム社会」の構築に向けた事業展開を加速させていきます。
アミタの表彰された取り組みに関する紹介動画
Best in Classの紹介サイトはこちら
J-CEPにおけるDPPの取り組み詳細はこちら
※1 J-CEP:一般社団法人エコシステム社会機構(略称:ESA)のサーキュラーエコノミータスクフォースとして、持続可能な社会の実現を目指す企業等が参加し、住民・行政・大学等と連携して、サーキュラーエコノミーの推進に取り組む新事業共創パートナーシップ
※2 DPP:デジタル・プロダクト・パスポートの略。製品が移動するために必要な「電子パスポート」を指し、製品の持続可能性を証明する情報として、製造元、使用材料、リサイクル性、解体方法などの情報が含まれる。EUにて市場導入の準備が進められている
<広報に関するお問い合わせ>
アミタホールディングス株式会社 広報担当
TEL:075-277-0795 / メール:press@amita-net.co.jp
<アミタグループ 事業サイト>
2024年4月1日にリニューアルしました!
URL:https://www.amita-net.co.jp/
アミタに関するお問い合わせはこちらから
ニュースリリース配信をご希望の方はこちらから