アミタHD、使用済みつめかえパックをシェアリング傘にリサイクルする取り組みを共同実施~神戸市内20カ所のアイカサスポットにて提供開始~

アミタホールディングス株式会社(以下、アミタHD)は、神戸市と小売・日用品メーカー・リサイクラーの計16社の協働による「神戸プラスチックネクスト~みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル〜」に参画しています。本プロジェクトチームが神戸市民より回収した「使用済みつめかえパック」を傘生地へリサイクルし、20241210日(火)より、傘シェアリングサービス「アイカサ」で提供を開始予定です。
本取り組みはアミタHD2023年8月に採択された内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3と連携のもと実施しています。

1.本プロジェクトの詳細

傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(本社:東京都新宿区、代表取締役:丸川照司、以下アイカサ)は、20241210日(火)から、神戸市内の三宮エリアを中心とした20カ所の「アイカサ」スポットで、神戸市民から回収された「使用済みつめかえパック」をリサイクルしたオリジナルのシェアリング傘300本を順次、提供開始します。
今回のオリジナル傘は、神戸市が主体で行う、自治体と製造・販売・回収・再生に関わる複数の企業等が"競合"の垣根を超えて"協働"でつめかえパックの「水平リサイクル」を目指す「神戸プラスチックネクスト~みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル〜」の一環として制作されました。

本プロジェクトに関する詳細は、下記アイカサのプレスリリースをご覧ください。
アイカサリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000036740.html

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2.アミタHDの役割と参画背景

アミタHDはアドバイザーとして、本プロジェクト開始時より参画しており、社会実装を進めるうえで、水平リサイクルが実現するまでの認知拡大や再生材の利用拡大に資する施策を考案しています。
また、内閣府が進める戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「サーキュラーエコノミーシステムの構築」において、「自治体協力回収プラスチックの分別・供給システムの確立」に採択されたことも踏まえ、双方の研究を重ね合わせることで相乗効果を生み出すべく、今回の「アイカサ」との協働に至りました。
本プロジェクトは、単なるプラスチックの資源循環ではなく、市民から回収した使用済みプラスチックが、「傘のシェアリングサービス」という新たな出口を確立し、市内に還元されるという、まさにサーキュラーエコノミーを証明する取り組みです。今後もこのような連携を通じて、サーキュラーモデルの構築を目指します。

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