アミタ(株)の再資源化拠点「川崎循環資源製造所」が稼動開始!
アミタホールディングス(株)の事業会社であるアミタ(株)は、2010 年4 月1 日に、神奈川県川崎市における産業廃棄物処分業の許可を取得し、同日、再資源化拠点「川崎循環資源製造所」の稼動を開始いたしました。
■アミタの新たな再資源化拠点「川崎循環資源製造所」
アミタ(株)(以下、アミタ)は持続可能社会の実現を目指し、廃棄物の中から原料や燃料にできるものを発見・加工し、新たな資源として再生する「地上資源事業」を30 年以上にわたり展開しています。製品以外のものはすべて「地上の資源」と考えるアミタでは、廃棄物を「発生品」と呼び、完全再資源化に取り組んでいます。
このたび、関東地方の新たな再資源化拠点として、神奈川県川崎市に「川崎循環資源製造所」を設立いたしました。
■神奈川県川崎市における産業廃棄物処分業の許可を取得
アミタは、2010年4月1日に、神奈川県川崎市における産業廃棄物処分業の許可を下記の通り取得いたしました。
・所在地 :神奈川県川崎市川崎区扇町1番1(三井埠頭(株)構内)
・事業の区分 :中間処理(混合)
・最大生産能力 :158t/日
・処理品目 :燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類、ガラスくず・コンクリートくず・
陶磁器くず、ばいじん、金属くず、動植物性残さ ※特別管理産業廃棄物を除く
・制限 :処分後はセメント原料として焼却又は焼成処分されるものに限る
■ 「川崎循環資源製造所」の稼動を開始
アミタは、上記の許可取得を受け、同日、「川崎循環資源製造所」の稼動を開始いたしました。本製造所は、独自の「調合」技術を用いて、多種多様な発生品(廃棄物)を100%再資源化し、安定した品質のセメント原料(原料系、燃料系)を製造する再資源化拠点です。
港湾を活用した日本各地への出入荷が可能であること、自社内に循環資源開発センター(兵庫県姫路市)を持ち、市場ニーズに応じた新商品・技術開発や柔軟な設備増強が可能であることが、主な強みです。
■今後の展望
川崎循環資源製造所では、初年度、約10,000t/年の製造を見込んでおり、次年度以降はさらに事業規模を拡大する予定です。また、今年度中には破砕設備の導入を予定しており、期限切れ商品や在庫販促物など社名が印字された「横流し」リスクのある取り扱いに注意が必要なものを、破砕して安全に100%再資源化するなど 、より一層市場における再資源化のニーズに対応していきます。
- アミタホールディングス株式会社 カンパニーデザイン室
- グループ広報担当 藤本、鎌田
- 〒102-0075 東京都千代田区三番町28番地
- 03-5215-8274(直通)
- 03-5215-8278
- press@amita-net.co.jp
- http://www.amita-net.co.jp/