アミタ(株)・パナソニック株式会社 デバイス社・京丹後市による「食の循環」 の取り組みが、第9回エコプロダクツ大賞優秀賞を受賞。
アミタホールディングス(株)(ジャスダック:2195) (本社:京都市上京区 会長兼社長:熊野英介)の事業会社であるアミタ(株)(本社:千代田区 社長:熊野英介)(以下アミタ)は、パナソニック株式会社 デバイス社(本社:大阪府門真市 社長:小林俊明)、京都府京丹後市(市長:中山泰)と共同で実施している「食の循環」という取り組みで、第9回エコプロダクツ大賞のエコサービス部門エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞(優秀賞)を3者連名で受賞しました。
■受賞した「食の循環」の概要
パナソニック株式会社 デバイス社は、京丹後市とアミタが運営する「京丹後市エコエネルギーセンター(事業所名:アミタ京丹後循環資源製造所)」に同社門真地区社員食堂から出る食堂残渣の処理を委託しています。京丹後市エコエネルギーセンターからは液肥(液体状の肥料)が生成され、京丹後市内の農家はこれを利用して米を栽培しています。パナソニック株式会社 デバイス社は、この米を購入し、社員食堂で提供しています。これにより、食堂残渣から生まれた液肥によって育ったお米を再度食堂で提供するという「食の循環」が生まれました。(右図参照)。
▼「食の循環」の目的:
地域における資源循環の促進
パナソニックグループの環境の取り組み(※1)の推進
アミタおよび京丹後市が推進している資源循環型農業のPR
(※1)本取り組みは、パナソニックグループが行う「パナソニック エコリレー(パナソニックグループの従業員が企画・実施する、各地域に根ざした環境活動の呼称)」の一環として実施されました。
■アミタ・パナソニック株式会社 デバイス社・京都府京丹後市の関係性
アミタは、2005年から京丹後市所有のバイオガス施設京丹後市エコエネルギーセンターの運営に関わっており、2009年10月8日より同施設の指定管理者となっています。本施設では、企業等から排出される食品残渣を受け入れ、エネルギー(電気・熱)と資源(液肥)に変えています。パナソニック株式会社 デバイス社は、2007年12月より本施設に処理を委託しており、同社から処理委託された食堂残渣は、再生可能エネルギーの発電にも役立てられています。
■今後の発展
本事例を元に、アミタは、今後、より継続的な取り組みへの発展や、他の排出元企業様への横展開、他地域での資源循環型モデルの形成を目指した活動を推進し、地域の資源循環に寄与してまいります。
■エコプロダクツ大賞とは
環境負荷の低減に配慮した優れた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰することを通じて、需要者を啓発し、エコプロダクツの供給者の取り組みを支援することにより国内へのエコプロダクツの普及を図ることを目的に、2004年から実施されている賞です。賞は「エコプロダクツ部門」と「エコサービス部門」で構成されます。
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