【メディア公開】5/29、アミタ(株)のバイオガス施設「南三陸BIO」を、中国の生態環境部らが視察!持続可能な地域創造の先行事例として、宮城県南三陸町が注目されています。

JICA(国際協力機構)「環境にやさしい社会構築プロジェクト」の一環として、中国の生態環境部、日中友好環境保全センターらが5月28、29日に、地域の未利用資源を活かした最適な循環のしくみによる地域創造を学ぶために宮城県南三陸町を訪れます。その際、アミタホールディングス(株)の事業会社であるアミタ(株)が運営するバイオガス施設「南三陸BIO(ビオ)」を視察されます。この模様をメディアの皆様へ公開します。

今回の視察について

宮城県南三陸町は、自治体・企業・住民が連携しながら、生ごみなどの資源循環を中核とした持続可能な地域創造を行う先行事例として注目されており、国内外からの視察が相次いでいます。この度、中国が抱える「農村環境管理」の課題のヒントを得るため、中国の生態環境部、日中友好環境保全センターらが南三陸町を視察します。中国政府は現在、環境法制度の整備や新しい環境政策の導入を進めていますが、市民や企業・行政部門などの意識向上や運用面で課題を抱えています。これらの解決を図るために「国際協力機構(JICA)"環境にやさしい社会構築プロジェクト"」※1では、中国生態環境部、日中友好環境保全センターの幹部・研究者らによる南三陸町への視察を実施します。具体的には、バイオガス施設南三陸BIO等の視察を通して、農村部におけるし尿・生活排水処理、生活ごみ対策、農業・畜産環境対策(稲わら、麦わら、畜産廃棄物等)について現地の技術や仕組みを学びます。また、上記の事例に加え、南三陸町役場などを訪問し、バイオガス施設を通した未利用資源を活用・運営するための自治体・企業・住民の三者のネットワークやその役割、循環システム構築に関する話を聞きます。この視察の受け入れによりアミタは、中国農村地域におけるBIOシステム※2の展開可能性について検討します。

※1 JICA「環境にやさしい社会構築プロジェクト」及び日中友好環境保全センターの概要

※2 BIOシステム:インプット(原料の調達)からアウトプット(再生資源の利活用)、さらには産業・雇用創出支援を含むアウトカム(地域価値の向上)まで資源循環を軸としたバリューチェーンを設計するシステム。

日中友好環境保全センターについて

日中友好環境保全センターは、中国政府の環境保護部直属の組織として環境分野の科学技術等の調査研究、人材育成等を行うセンターとして設立。現在、中国の中核的環境研究機関に成長(職員約600名)し、日中環境協力のプラットフォームとして、調査・分析、情報収集・発信、研修、政策立案支援などの日中環境協力プロジェクトを実施しています。

関係者等の南三陸BIO視察の概要およびご取材に関する連絡先

日時 2018年5月29日(火) 13:00~14:30

※前後のスケジュールによって時間が変更となる場合があります。

視察概要 南三陸BIO
来訪者 生態環境部、日中友好環境保全センターの方々約10名
場所 南三陸BIO(ビオ) 〒986-0778 宮城県本吉郡南三陸町志津川字下保呂毛14番地1
取材受付 アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム 大重・井口
TEL:075-277-0795 FAX:075-255-4527 メール:press@amita-net.co.jp

ご取材いただける場合は、5/28 17:00までに上記連絡先までご連絡ください。現地での移動手段(自動車)は原則各自でご手配ください。5/29 10:00からの南三陸町役場視察もご取材希望の方は、そちらも併せてご連絡ください。

「南三陸BIO」について

large-e13f4c0c20d15018dd8fbe2468492a1c.jpg「南三陸BIO」は、南三陸町内で排出される生ごみ・し尿処理汚泥等をメタン発酵技術によって、電気や熱エネルギー、液体肥料(液肥)として100%資源化する施設です。液肥とは、バイオガス生成過程から出る副産物であり、肥料として地域の田畑に散布されています。南三陸BIOの稼働により、町の有機系廃棄物がエネルギー・資源として地域内で循環し、地産地消が進みます。また、大規模災害が発生した際のエネルギー供給源(電気)としても利用でき、南三陸町が掲げる「バイオマス産業都市構想」の中核を担っています。また、南三陸BIOは資源循環を学ぶ環境学習の場として活用されており、官民連携事業として、国内外の行政機関から多数の視察を受け入れるほか、官民連携で地方創生に努める企業のCSV事例としても注目されています。2016年10月時点で述べ1,000名以上の民間企業・行政機関からの視察がありました。


同町のバイオマス産業都市構想について:
https://www.amita-net.co.jp/region/case/minamisanriku/

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アミタグループの地域デザイン事業

これまでに全国60ヵ所以上において地域支援事業を実施。
アミタグループは森、里、海の「もったいない」を活用した企画立案から実行、効果測定、持続可能なしくみづくりまで、真の地域再生につながるようなトータルプロデュース事業を提案・実践しています。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

アミタのこれまでの南三陸での主な動き

2015年10月:バイオガス施設南三陸BIO開所
2016年5月:アミタ(株)が認証審査を実施した、宮城県南三陸町内のASC養殖場認証取得者への認証伝達式が開催
2016年6月:アミタ(株)の南三陸BIOが南三陸町の生ごみに関する一般廃棄物処理業許可を新たに取得
2016年10月:アミタ(株)のバイオガス施設「南三陸BIO」、開設1年で見学者1,000人突破!
2017年5月:アミタ(株)が南三陸町の新庁舎「南三陸町歌津総合支所」におけるFSC®プロジェクト認証審査を実施
2017年9月:アミタ(株)が審査を実施した、宮城県南三陸町の「南三陸町役場・歌津総合支所新築工事FSC認証プロジェクト」への認証伝達式が開催
2017年12月:アミタホールディングス(株)は、 南三陸町の事例を通じて、住民主体の持続可能な地域作りを描いた書籍を発行
2018年1月:吉野正芳復興大臣が、アミタ(株)のバイオガス施設「南三陸BIO」を含む南三陸町を訪問

※広報・取材に関するお問い合わせ・お申し込みは以下へお願いいたします。

アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当: 大重・井口
 TEL(直通):075-277-0795  FAX:075-255-4527
 E-mail:press@amita-net.co.jp  URL:http://www.amita-hd.co.jp

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