アミタグループ、震災から10年の節目を迎えた宮城県南三陸町の震災復興祈念公園に樹木3種を献木。

アミタグループ(以下、アミタ)は、東日本大震災から10年を迎えた宮城県南三陸町の復興と発展を祈念し、2021年5月27日、同町の震災復興祈念公園に樹木3種を献木いたしました。
今後も同町と共に、人と自然の豊かな関係性が広がる、持続可能な地域の実現に尽力してまいります。

今回の献木について

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献木の種類

梅、梔子(クチナシ)、沈丁花(ジンチョウゲ)

南三陸町で3月上旬に見頃を迎える梅をはじめ、春から初夏にかけて香り高い花を咲かせ、町の風景を彩る樹木を選定いたしました。
梅には「約束を守る」、梔子には「喜びを運ぶ」、沈丁花には「永遠」という花言葉があり、同町と共に持続可能なまちづくりを推進し、豊かな関係性を次世代に繋いでいく、というアミタの決意を込めました。
(写真は植樹後の様子)

場所

南三陸町震災復興祈念公園(〒986-0762 宮城県本吉郡南三陸町志津川塩入31)

本公園は、同町志津川地区まちづくり協議会および町民有志を中心に発足した「さんサンポートプロジェクト」により、住民主体の管理・活用が進められています。
プロジェクト参画メンバーであるアミタは、公園の樹々を南三陸BIO(ビオ)で製造した液体肥料で育てる取り組みを開始しています。町内の生ごみ等から生まれた液体肥料を活用し、住民の方々と共に、季節や自然を感じられる憩いの場づくりに取り組んでまいります。

南三陸BIOと同町におけるアミタの取り組み

アミタは震災直後のボランティア活動をきっかけに宮城県南三陸町の方々と出会い、復興と持続可能な地域創出に共に取り組んでまいりました。
2014年7月に同町と取り交わした「バイオガス事業実施計画書」の実施協定に基づき、2015年10月にバイオガス施設「南三陸BIO」を開所、官民連携(PPP)スキームでのバイオガス事業を本格的に開始いたしました。(詳細はこちら

2018年には町内における一般ごみの資源循環率の向上およびコミュニティ活性化に向けて、NECソリューションイノベータ(株)および同町内の企業との共同により「包括的資源循環の高度化実証実験」を実施。同時に、生ごみの分別・回収への住民の参画意識向上等のためのツールとしてICTの導入・活用を推進。
2019年には「ICTを活用した生ごみ分別の参加状況可視化実験」が環境省主催 令和元年度「『ベストナッジ賞』コンテスト」において「ベストナッジ賞」を受賞しています。

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なお南三陸BIOは昨年、開所5周年を迎えました。

アミタでは日頃お世話になっている町の皆様へのささやかな御礼として、志津川湾を望む名所「北の恋人岬」に同町産FSC®材のベンチ、高齢者生活支援施設「結の里」に同材のテーブルと、それぞれに金木犀を寄贈いたしました。
(写真は「北の恋人岬」に寄贈したベンチ)

関連リリース

2020.07.28 【メディア公開】アミタ(株)、2020年7月31日(金)に宮城県志津川高等学校との連携授業として小型メタン発酵装置を用いた「体験型エコシステム教育プログラム」を実施します。

2019.12.26 「ICTを活用した生ごみ分別の参加状況可視化実験」が 「ベストナッジ賞」を受賞

2018.10.03 アミタ(株)、NECソリューションイノベータ(株)ら6社と、宮城県南三陸町で「包括的資源循環の高度化実証実験」を共同開始

【本件に関するお問い合わせ】
アミタホールディングス株式会社 未来デザイングループ 共感クリエーションチーム 担当:西島・藤本
メール :
press@amita-net.co.jp  URL http://www.amita-hd.co.jp/