アミタグループ、NTTドコモと連携し、 宮城県南三陸町にて、震災復興を目指した自然産業の振興事業を開始!
~人と自然の共生ストーリーを軸に、未来型コミュニティー創生に着手~
この度、アミタグループは、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下、NTTドコモ)と連携し、宮城県南三陸町において、共同復興支援事業を実施いたします。(株)アミタ持続可能経済研究所(本社:東京都千代田区、社長:熊野英介)が、無農薬の薬草およびお米の栽培を地元の農家および震災で職を失った方々等に委託し、商品開発を行い、NTTドコモが企画運営するプロジェクトサイトを中心に、人と自然の共生ストーリーを軸とした流通・販売活動を実施します。これにより、人と自然・地域と都市をつなぐ、新たなコミュニティーの創生を図ります。
■共同プロジェクトについて
▼プロジェクト名称およびプロジェクトロゴ
「docomo×AMITA 未来の種プロジェクト~南三陸町 森・里・海 ものがたり~」
▼プロジェクト概要
アミタグループは、南三陸町において、森・里・海の自然資本を活用した持続的な産業モデルと循環インフラ作りに取り組んでいます。その一環として、今年4月より、南三陸町において、地元の農家と協力し、生きものと共生する環境保全型農法で米づくり(ササニシキ:作付面積20a)の栽培を開始しました。また、地元の村づくり団体と協力し、漢方薬等に利用される薬草トウキの無農薬栽培(作付面積13a)を5月より開始しています。トウキの栽培作業は、東日本大震災で被災した方々でつくるチーム「入谷エンジェルズ」が担っています。今後、人と自然の共生ストーリーを軸に、これら農作物の高付加価値化を図り、新たな産業作り・雇用の創出・町全体のブランディング等につなげていく予定です。
NTTドコモは、これらの取り組みや製品を紹介するプロジェクトサイト(http://mirainotane.jp)を立ち上げ、モバイルを活用した定点カメラによるコンテンツ配信やタブレットを活用した地元からの情報発信等を行います。また今後は、グループ企業との連携による高付加価値化の支援および販路の拡大も検討し、南三陸町の復興支援に貢献する予定です。
【プロジェクトサイトhttp://mirainotane.jp 】
プロジェクトの取り組みを伝え、共感を集めるプラットフォームとして、現地レポート、南三陸の生きもの集、Photoライブ等を公開していきます。また、地元農家の方々の生の声を写真つきで、Facebookで公開していきます。
■アミタグループと南三陸町、NTTドコモとの連携背景
▼南三陸町での取り組み
アミタグループは、「自然資本と人間関係資本の増加に資する事業のみを行う」ことを定款とする、未来デザイン企業です。2011年の東日本大震災を受け、農林水産等の自然産業事業や地域プロデュースに関するノウハウを復興に役立てたいと、同年4月より、宮城県南三陸町に社員を派遣し、現地でのニーズ把握や関係性の構築を行ってきました。2012年3月には南三陸オフィスを開設し、同地での具体的事業の立ち上げ準備を進め、「南三陸町 森・里・海の未来デザインプロジェクト」として本格的な取り組みをスタートさせました。その一環として、今春より、同町の地元農家と協力し、生物多様性を育む生きもの共生型の米づくりや、薬草であるトウキの無農薬栽培を開始しています。
▼NTTドコモとの連携背景
NTTドコモは、モバイルを核とする「総合サービス企業」をめざし、モバイルのサービス進化と、産業・サービスの融合による新たな価値創造への取り組みをNTTドコモのクラウドで加速させ、お客様の暮らしやビジネスがより安心・安全かつ便利・効率的になることにより、より充実したスマートライフの実現を目指してまいります。
このたび、アミタとNTTドコモは、互いの理念、ミッションに共鳴し、南三陸町をフィールドとして、互いの強みを活かした復興支援に寄与する取り組みを共同で実施することを決定しました。
■今後の展開
アミタグループは、今後も南三陸町において、薬草や地域の産品を組み合わせた商品開発や、林地残材等を活用したペレット製造による地産地消のエネルギー循環モデルの構築等、未利用資源の循環システムづくりに取り組み、東北の復興のみならず日本全国の地域の未来に貢献するような価値創造に挑戦してまいります。是非、ご期待ください。
- アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム
- 担当:藤本・蝦名
075-277-0795(直通)
075-255-4527
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