アミタ(株)、三友プラントサービス(株)と業務提携契約を締結。アミタ地上資源パートナーズに同社の川崎工場が新規追加予定。国内における循環資源市場の拡大を目指します。

2021年、アミタ株式会社(以下、アミタ)は、廃棄物の適正処理をはじめとした環境分野の課題解決に取り組む三友プラントサービス株式会社(以下三友プラントサービス)と業務提携契約を締結しました。本契約にもとづき「三友プラントサービス(株)川崎工場 資源循環プラント」がアミタ地上資源パートナーズに新たに加わり、2022年7月に稼働開始予定です。今後、両社が培ってきた技術やネットワークを活用し、国内における循環資源市場の拡大を目指します。

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【協業の背景と目的】

地球規模で環境制約や資源制約が厳しくなる今、製造業では天然資源の不足・枯渇に伴う調達コストの上昇や原料供給の不安定化が懸念されています。天然資源の代替となる再生資源のニーズが急速に拡大するなかで、アミタは「リサイクルサービス」から「サーキュラーサービス」へと事業モデルを移行し、国内全体における循環資源ネットワークの構築・サーキュラーエコノミーの推進を目指しています。上記取り組みを加速化するべく他社との事業連携を強化するなかで、リサイクル事業の拡大を検討していた三友プラントサービスと方向性が一致し、業務提携契約を締結することで合意しました。

本契約にもとづき、三友プラントサービスが川崎市にて運営する「三友プラントサービス(株)川崎工場 資源循環プラント」がアミタ地上資源パートナーズとして新たに加わり、2022年7月を目途に稼働を開始する予定です。また、アミタ川崎循環資源製造所の入荷・製造・出荷業務を当該施設へ移管することで、受入量・受入品目の拡大や機能強化等の事業拡張に取り組みます。これにより、関東エリアにおける循環資源市場の拡大およびサーキュラーエコノミーの推進に貢献します。

【アミタ地上資源製造パートナーズとは】

「アミタ地上資源製造パートナーズ」とは、アミタがリサイクル技術を提供している協業企業のネットワークです。協業企業が運営するリサイクル工場では、アミタが運営する全国5カ所の「循環資源製造所」と同様に、アミタ独自の技術を用いた100%リサイクルサービスを提供します。

※地上資源製造パートナーズの立上げに関するリリースはこちら
※「100%リサイクル」についての詳細は下記(アミタwebサイト)をご参照ください
https://www.amita-net.co.jp/solution-operation/recycle/

【アミタ地上資源製造パートナーズ 「三友プラントサービス(株)川崎工場
資源循環プラント」の概要】

「三友プラントサービス(株)川崎工場 資源循環プラント」では、施設運営およびリサイクル業務を三友プラントサービスが担当し、主に関東エリアの顧客にリサイクルサービスを提供します。アミタは三友プラントサービスに対して、リサイクル技術の提供と技術指導、受け入れ条件確認及び品質管理支援などを行います。営業活動については、両社が有するリサイクルネットワーク等を活用し共同で実施します。

名称 三友プラントサービス(株) 川崎工場 資源循環プラント
所在地 神奈川県川崎市川崎地区扇町5番77
中間処理事業実施企業
(該当する廃棄物処理業の許可取得者)
三友プラントサービス株式会社
事業概要 アミタのリサイクル技術を用いて、三友プラントサービスが企業から発生する産業廃棄物の成分・性状を把握して混合し、セメント原料や製鋼・非鉄金属原料等各種原料に再資源化
処理能力 421.8t/日
処理方式 混合処理
許可品目 燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、金属くず、鉱さい、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、ばいじん 計14種類
特徴
  • 受け入れた廃棄物を全て再資源化する「100%リサイクル」
  • プラント所在地にある三友プラントサービス所有のプライベートバースを活用し、リサイクル製品の効率的な海上輸送を実現。カーボンニュートラルを推進。


【本件に関するお問い合わせ先】

アミタホールディングス株式会社 担当:駒井・藤本
E-mail:press@amita-net.co.jp
URL:https://www.amita-hd.co.jp/


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