アミタ持続研は「東北再生『私大ネット36』2015年春 南三陸スタディツアー」に協力しました。
(株)アミタ持続可能経済研究所(以下アミタ持続研)は、2015年2月17日(火)から2月20日(金)に実施された学生向けスタディツアー「東北再生『私大ネット36』(しだいねっとさんりく)2015年春 南三陸スタディツアーAct1」に協力し、「南三陸町バイオマス産業都市構想」および本プロジェクトの一環であるバイオガス事業の計画について解説しました。
東北再生「私大ネット36」2015年春南三陸スタディツアーの概要
東北再生「私大ネット36」とは、教育的視点から東日本大震災後の復興支援活動を行っていくため、2012年2月に発足した私立大学ネットワークです。2015年3月現在、26の私立大学が加盟しています。本団体は、活動内容の一環として大学生に向けたスタディツアーを開催しており、このたび2015年春南三陸スタディツアーAct1(以下本ツアー)が実施されました。
アミタグループは、東日本大震災以降、被災地域の復興に寄与する地域循環型システムの構築を提言しており、宮城県南三陸町において、地元の方々とともに事業化に向けた調査などを実施してきました。(参照:宮城県南三陸町における地域循環モデルのイメージ図)
2014年7月には南三陸町とバイオガス事業の実施に関する調印式を行いました。今回、アミタグループの取り組みに共感した「私大ネット36」から本企画への協力要請をいただき、南三陸町とアミタグループの取り組みを学生にお伝えする良い機会になればとの思いから、参画することとなりました。(写真は講演の様子)
アミタ持続研の講演概要
アミタ持続研は、本ツアーにおいて「南三陸町バイオマス産業都市構想」およびその一環として実施予定の「バイオガス事業」に関する説明を行いました。
日時:2015年2月18日(水)19:30~
場所:南三陸まなびの里・いりやど(宮城県本吉郡 南三陸町入谷)
講師:株式会社アミタ持続可能経済研究所 事業開発グループ
循環技術チーム 櫛田 豊久(くしだ とよひさ)
参加者数:約30名(主に首都圏の大学生)
概要:
- 未来に誇れる南三陸のまちづくりビジョン
- 南三陸町が抱える課題
- 世界の情勢~エネルギー消費量と人口の推移/都市に暮らす人々の豊かさ
- 震災 3・11を経験して感じたこと
- 南三陸町の特徴・南三陸町バイオマス産業都市構想
- アミタのミッション、南三陸町で実施してきたこと、今後の方向性
主な参加者の声
ツアーに参加された学生の方からは、以下の感想などをいただきました。
- 人も木も水もすべてが連鎖して、お互い助け合って生きていることを忘れないように生きていかねばならないと、改めて考え直すきっかけになりました
- 現地の方々があきらめずに復興させようとする姿に感動しました
- 循環型の地域モデルの話を熱く語っていただき、何か協力したいと思いました
- 世の中の循環や当たり前と思っていたものがどう作られているのか興味がわきました
- バイオマス産業都市構想の実現も含めて、世界遺産への登録もできるのではないかと思いました
- また南三陸に来たり、たくさんの方にこのプロジェクトの素晴らしさを伝えたりしたいと思いました
- 現在の「利益だけを考える」社会に疑問を持っていたのですが、お話しを聞いて参考になりました
主な関連情報
- アミタの地域デザイン事業
- 宮城県南三陸町との間で「バイオガス事業の実施協定書」の調印式を、2014年7月1日に実施
- 宮城県南三陸町で実施されるフィールドワーク合宿「Meets Green 南三陸」に協力
- 南三陸の復興を描いたルポタージュ:「未来をつなぐ人間物語」(無料電子書籍)
【お問い合わせ】
アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:蝦名・藤本
電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/
アミタの広報に関するお問い合わせはこちらから