6月7日、アミタ(株)のバイオガス施設「南三陸BIO」にて南三陸町内の小学生106名の見学を受入れ、豊かな自然を大切にする町づくりについて考える場を提供します。メディアの皆様はぜひご取材ください。

アミタホールディングス株式会社の事業会社であるアミタ株式会社(以下、アミタ)は、2016年6月7日に開催される南三陸町教育委員会主催『平成28年度南三陸町ふるさと学習会「春」』の一環として、同町小学生106名を対象としたバイオガス施設「南三陸BIO」への見学を受入れます。また、この学習会の模様をメディアの皆様にも公開します。

見学会の受入れについて

「南三陸BIO」は、南三陸町内で排出される生ごみ・し尿処理汚泥等を微生物の力で発酵させ、電気や熱エネルギー、液体肥料として100%資源にする施設です。

bio160603.jpg町内の小学生へ「南三陸BIO」の見学を通じ、自分たちの家庭から出た"ごみ"が町の"資源"に変わることを体感して頂きます。価値がないと思っていた生ごみも、みんなが理解して協力し、しっかり分別すればエネルギーと肥料になること。肥料はお米や野菜の大切な栄養素として役に立ち、再び食べ物としてみんなのところに戻ってくるという「循環」を学んでもらいたいと思います。そして、この取り組みを始めた南三陸町が日本各地や世界から注目されており、誇れる町であることを伝えたいという思いで、今回見学を受け入れます。

『平成28年度南三陸町ふるさと学習会「春」』の概要

目的

本事業を通じて、町の郷土文化を深く学び、豊かな自然の大切さを再認識することで、町のより良い未来像を考えるとともに、他校の同学年の子どもたちとの触れ合いを通して、校内の枠を超えた仲間づくりを図ることを目的とする。

主催

南三陸町教育委員会

日時

平成28年6月7日(火) 9:00~14:45

参加者

町内小学校6年生全員 【計106名】
各地区の参加者数:志津川 43名、戸倉12名、入谷14名、伊里前 24名、名足13名

行程

8:50  ベイサイドアリーナ玄関前到着
9:00~ 開会行事
9:30~『荒沢神社』の学習(30分)
10:30~『南三陸BIO』の見学(40分)
11:20~『大雄寺古碑・朝日館』の学習(50分)
12:50~ 昼食(神割崎キャンプ場)(40分)
13:40~『神割崎』の学習 (30分)
14:20~『椿島』の学習 (20分)
14:45~ 閉会行事
※スケジュールは変更する場合もございます。

取材受付窓口
アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム 担当:岩藤・井口
【TEL】075-277-0795  【FAX】075-255-4527  【E-mail】press@amita-net.co.jp
ご取材いただける場合は、6月6日(月)16:00までに上記連絡先までご連絡ください。

バイオガス施設「南三陸BIO」と南三陸町の町づくりについて

biogas_recycling_model-thumb-220xauto-19880.jpg「南三陸BIO」は「南三陸町バイオマス産業都市構想」の中核を担う施設として、官民連携(PPP)スキームで構想・事業化され、2015年10月に稼働を開始しました。

多くの町民が生ごみの分別に協力的であり、生ごみへの異物混入率は概ね1%という高い精度を示しています。また、水稲、ネギ、牧草等を中心に、液肥利用を希望する農家も増えてきています。南三陸町は町内の資源・エネルギー・食などが循環する町づくりに取り組んでいます。

※アミタが展開する南三陸町における事業の全体像、バイオガス施設の事業性等については、年次報告書 (2015年度版p24~29)をご参照ください。

アミタのこれまでの南三陸での主な動き     

2011年4月 :震災の被災地支援、「ひと・つながり募金」を実施
2011年7月 :アミタグループ東北オフィス(仙台市)の開設
2012年3月 :アミタホールディングス株式会社、南三陸オフィス開設
2012年6月 :「木質バイオマスエネルギーに係る実証調査業務」を受託
2012年8月 :NTTドコモと連携した震災復興事業「未来の種PJ」開始
2012年11月:バイオガス施設と可燃ごみ資源化施設等の実証実験開始(環境省委託事業)
2014年7月 :バイオガス事業の実施協定を南三陸町と締結
2015年4月 :バイオガス施設から製造されるメタン発酵液肥の公開散布会を実施
2015年9月:アミタのバイオガス施設「南三陸BIO」開所
2015年11月:宮城県南三陸町内のFSC®認証取得者(FM認証・COC認証)への認証伝達式を開催
2016年3月:宮城県南三陸町のカキ養殖業が日本初となる「ASC養殖場認証」に認定
2016年4月:南三陸町にて「豊かな自然・人・社会を未来へつなぐシンポジウム」を開催

アミタグループの地域デザイン事業

これまでに全国60ヵ所以上において地域支援事業を実施。アミタグループは森、里、海の「もったいない」を活用した企画立案から実行、効果測定、持続可能なしくみづくりまで、真の地域再生につながるようなトータルプロデュース事業を提案・実践しています。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195

【お問い合わせ】
 アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:岩藤・井口
 電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
 ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/

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