アミタ(株)、環境省「平成28年度我が国循環産業海外展開事業化促進のための研修」の一環で、マレーシア政府関係者の研修を受け入れました
アミタ株式会社 (以下、アミタ)は、環境省が実施する「平成28年度我が国循環産業海外展開事業化促進のための研修」事業(受託:一般財団法人日本環境衛生センター)の一環として、2017年2月15日(水)、16日(木)に、北九州循環資源製造所を中心とした北九州市で、マレーシア政府関係者の視察・研修の受け入れを行いました。マレーシアにおけるリサイクルビジネスの展開に向け、関係者の事業に対する理解を深める機会となりました。
研修受け入れの背景と意図
アミタは2014年から継続して環境省「我が国循環産業海外展開事業化促進業務」を受託し、マレーシアにおける市場調査事業やマレーシア関係者の研修受け入れを行ってきました。2015年には現地でのリサイクルビジネスを見据え、現地大手コングロマリットのベルジャヤグループと合弁会社「AMITA KUB-BERJAYA KITAR SDN.BHD」を設立し、現在、2017年度中のリサイクル工場稼働を目指しています。
「平成28年度我が国循環産業海外展開事業化促進のための研修」(以下、本研修)は、海外の関係者に日本の廃棄物処理・リサイクル政策および処理技術の現状について理解を深めてもらい、日本の循環産業技術の自国における適用可能性を検討してもらうことを目的に行われました。当日は、マレーシア国の天然資源環境省環境局の高官4名が参加し、日本の廃棄物処理・リサイクル政策、現状について理解を深めました。アミタは、現地でセメントリサイクルビジネスを展開する上で重要となる関係者の事業理解や関係構築等を目的として研修を受け入れました。
※アミタは平成26年度、27年度にわたり、環境省の「我が国循環産業海外展開事業化促進業務」に、北九州市アジア低炭素化センターと共同提案し、受託しています。
研修の実施概要
本研修は、2017年2月13日(月)~2月17日(金)の5日間にわたり、東京都と北九州市において行われました。アミタは2月15日~16日の北九州市における視察のアテンドを担当し、同市の廃棄物行政に関する研修、北九州市エコタウンセンターの訪問、アミタ北九州循環資源製造所(以下、北九州製造所)および周辺セメント工場の現地案内等を実施しました。マレーシアで建設中のリサイクル工場では、北九州製造所と同様のリサイクルが行われます。実際の設備を見ることでアミタの100%リサイクルについて理解を深めていただきました。
(写真は北九州循環資源製造所見学の様子)
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アミタグループの海外ビジネスについて
1980年代から海外事業を展開しており、副産物(有価物)、廃棄物を原料として捉えた輸出入の取引のほか、一部の国ではセメント代替燃料に関する特許を取得しています。2016年には、台湾に海外初のリサイクル工場「台湾循環資源製造所」を開所し、現地の太陽電池生産時に発生する産業廃棄物の100%リサイクルを行っています。また、2016年にはマレーシアにおいて現地大手コングロマリットのベルジャヤグループと合弁会社を設立し、2017年度中に現地の産業廃棄物のリサイクル工場稼働を目指しています。【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】
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